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「できる社員」であるためには、資格や能力などはもちろんあったほうがいいという。転職時、会社側(特にヘッドハンターに依頼の多い外資系会社)は「能力や資格」を有する、すぐ使える人材を求めるからだ。が、単に「能力や資格」があるから有利というものではなく、それはあくまでスタートラインにたつためのものだそうだ。では、何が問われるのか、というと「能力や資格」など業務遂行のための「技術」(スキルセット)とそれに伴う”仕事(役職)に対してどういう気持ちで臨んで(取り組んで)いくか”という「意識」(マインデセット=地位や職能に応じた人間性や意識、ものの考え方など)のバランスだという。 |
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人材事業部代表
松本敦子 |
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| バランスのいい人はどんな環境にいても、フレキシブルに自分なりに成長していきます。転職に限らず、出世が早かったりしますね。なぜなら、バランスの取れた人は自分自身を客観的に眺めることができ、自分なりに時代のニーズをとらえ、自分自身に欠けているものを補っていくことができるからです。 |
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| 企業から『こういう人を』と依頼されると、いわゆる仕事の技術的な部分でMBA、○○○の資格がある、××の分野の仕事を○年以上、といった細かいスペック(チェック基準)を指示されます。でも、そういう人を探すのは、そう難しくありません。一番難しいのは、企業が本当に求めている「できる人」を探すこと。その時何をもってして「できる」を判断するか、というとバランス感覚です。あるポジションに必要な技能や資格に見合うだけの意識=マインドセットがあるか・・・。たまに、ものすごく能力が高く、技術的に優れている人で自分は頑張っているのに上司の評価が悪いとか、現状に不満がある方がいらっしゃいますが、よくお話してみると、自分の一生懸命が経営陣の考え合わずに空回りしていたり、本来求められたのと違う方向へ一人で突っ走っていたり・・・ということもあります。客観的に自分の位置をはかれない、人間性のバランスが取れていないんです。私は、若い方々に「自分を映す手鏡を持って!」と申し上げます。自分自身の人間性を客観視し、足りないところを補い、磨くのは若いうちにスタートしなければ間に合いません。それなくしては「できる」人にはなれないのです。 |
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| 株式会社コスモスターズ 人材事業部代表 |
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| 松本敦子 談 |
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| DIAMOND Break!(ダイアモンド社発行)1999年4月15日号特集「仕事を遊ぶ。仕事で遊ぶ。できる男 徹底研究」より抜粋。 |
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